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​適応疾患

まず、鍼灸に一番に掛かるべきか鑑別します。どのような症状でも最悪の状態は頭の隅において診察します。例えば肩の痛みでいらしても腫瘍等の痛み、疲れやすく階段の上りが辛い場合など心疾患等の疑いなど。

 

鍼灸、指圧、オステオパシー医学の実際の臨床面から、癌や特定難病疾患(130疾患以上)であっても状態により治療が可能な場合がありますが、重篤な疾患は病院で行う病理学診断と経過観察と共に、補完医療・代替医療として鍼灸、指圧治療を併用すべきと考えます。

 

西洋医学の病名はなくとも治療はできますが、症状は軽くとも万が一重篤な疾患が潜んでいる可能性もあり得ます。症状の初期は、まず出来るだけメディカルドクターの診断を受け、当院に起こしされることをお勧めします。

    ・WHO(世界保健機関)ではり灸療法の有効性を認めた病気には、次のものを挙げています。
    なお、臨床経験上、有効と考えられる疾患も含めてあります。

    【悪性腫瘍疾患】 (文献、臨床経験参考) 乳癌・膀胱がん・大腸癌・骨肉腫・子宮頸癌・脳腫瘍・乳癌
              化学療法/放射線の副作用の軽減

     

    【神経系疾患】 各種神経痛・帯状疱疹・神経麻痺・痙攣・脳卒中後遺症・自律神経失調症・頭痛・めまい

           ・不眠・神経症

    【運動器系疾患】 関節炎・頚腕症候群・頚椎捻挫後遺症・五十肩・腱鞘炎・腰痛・外傷後遺症

            骨折、打撲、むちうち、捻挫、寝ちがい

     

    【循環器系疾患】 心臓神経症・動脈硬化症・高血圧・低血圧症・動悸・息切れ

     

    【呼吸器系疾患】 気管支炎・喘息・風邪および予防

     

    【消化器系疾患】 胃腸病[胃炎、消化不良、胃下垂、胃酸過多、下痢、便秘]・胆嚢炎・肝機能障害・肝炎

            胃十二腸潰瘍・痔疾

     

    【自己免疫、内分秘系疾患】 バセドウ氏病・橋本病・リウマチ・糖尿病・痛風・脚気・貧血 

                 (文献、臨床経験参考)甲状腺機能低下症・アジソン病・全身性エリテマトーデス・

                 ループス腎炎・抗HIB薬の副作用の軽減

     

    【生殖、泌尿器系疾患】 膀胱炎・尿道炎・性機能障害・尿閉・腎炎・前立腺肥大・陰萎 

               (文献、臨床経験参考)男性不妊

     

    【婦人科系疾患】 不妊症・月経前症候群PMS・更年期障害・乳腺炎・白帯下・生理痛・月経不順・冷え性

            血の道 (文献、臨床経験参考) 子宮内膜症・子宮筋腫・つわり・逆子・妊娠

            出産前後の特有不定愁訴(腱鞘炎) 美容      

     

    【精神ストレス】 (文献、臨床経験参考) うつ・不眠・あがり症・拒食性・過食性

     

    【耳鼻咽喉科系疾患】 中耳炎・耳鳴・難聴・耳閉・メニエル氏病・鼻出血・鼻炎・ちくのう・咽喉頭炎

              へんとう炎・嗄声

     

    【眼科系疾患】  眼精疲労・仮性近視・結膜炎・疲れ目・かすみ目・ものもらい・飛蚊症

     

    【小児科疾患】  小児神経症 [夜泣き、かんむし、夜驚、消化不良、偏食、食欲不振、不眠[]・小児喘息

             アレルギー 湿疹・耳下腺炎・夜尿症・虚弱体質の改善 

             (文献、臨床経験参考) 小児副鼻腔炎・成長痛・耳下腺炎・アトピー

    【中毒】 (文献、臨床経験参考) 喫煙・薬物・アルコール

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